「24時間」+「キャリア関係なし」+「高音質」。そんな無料通話機能がiPhoneに「標準」で内蔵されていることを知っていましたか?「FaceTimeオーディオ」という隅に置けない優れものです。
数ある無料電話サービス(やアプリ)のなかで、おそらくこれが最強のツールではないでしょうか。
これはiPhoneユーザーなら知らないとぜったいに損するレベルですぞ。どこを探しても、使わない理由が見つかりません。
★標準アプリからかんたん無料通話
iPhoneに標準インストールされている電話アプリから無料通話できるので、連絡先の追加や編集などのメンドウな手続きは一切不要。
↑電話アプリの連絡先または履歴のiボタンをポチっ
↑FaceTime欄の電話マークをおす→FaceTimeオーディをで発信
着信履歴や発信履歴、通話時間や通信データ量も、電話アプリを操作する感覚でかんたんに管理できます。
↑通話履歴のiボタンから通話時間とデータ量を確認
★Q.音質は?通信速度は?→「高音質」「高速通信」です。
無料電話で気になるのはやはり、「音質」と「通信速度」。
この2つのクオリティが低いと、せっかくの電話も会話のキャッチ・ボールになりません。電話自体が会話に水をさしてくるとか、腰を折るとか、ちょっとアレですよね。
その点はどうぞ安心を。FaceTimeオーディオは、「高音質」で「高速通信」。ぽんぽん会話のキャッチ・ボールができちゃいます。
体感はまるで、目のまえの相手と糸電話をしているような感覚。電話のむこう側の、まわりの声やちょっとした物音までもきれいに拾い集めてくれます。
そもそもFaceTimeは1人対1人の通話はもちろんのこと、「少数:少数」の通話環境も想定して作られているので、音声や通信速度のクオリティが高いのも、当たり前といえば当たり前なのかもしれませんね。■
どのiPhoneからでもFaceTimeオーディオができるの?
いいえ。残念ながら、どのiPhoneからでもFaceTimeオーディオができる、というワケではありません。いくつかの制約と条件があります。
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iPhone4以降のユーザーで、かつiOS7(以上)であること
『FaceTimeオーディオは「iOS7」を搭載したiPhone4以降のiPhone、第5世代iPod touch、iPad 2以降のiPad、及びiPad miniが対応しています』 -
iPhoneがApple IDと紐付けされていること
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お互いのiPhoneで「FaceTime」を”オン”にする
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インターネットパケ代定額サービスに加入していること
「FaceTimeオーディオ」での通話料は無料ですが、3G/LTE通信の場合パケット通信費はかかります。
パケット定額サービスを利用していない場合は注意が必要です。
FaceTimeオーディオは、かけた側もかけられた側もパケット通信料が発生するようです。
↑「設定アプリ」>「FaceTime」からFaceTimeをオンにする
データ量についてはhirooka.proさんの記事: [iOS 7] FaceTimeオーディオのデータ量を確認してみた件がとても参考になります。
単純計算で,1 時間で 30MB,1 日 1 時間通話して,30 日で 900MB といったところです.
履歴からいくつかのデータ量を確認して見ましたが、だいたい上の値に近い結果でした。
「7GBの縛り」もあるので、データ量には気をつけたいところですが、この程度だったら安心して電話できそうですね。
※ もちろんWiFi経由で、通話する場合は無料です。
さいごに
いや~、ますますべんりな世の中になってまいりました。無料で電話し放題なんて、「ほ、ほんとにいいんですか?」という感じで、びっくりですよね。
標準アプリからかんたんに操作できる点も、う~んgood。
じつは私、FaceTimeオーディオから着信があると、ぶんぶんしっぽを振り回すぐらいに嬉しくなるのです!
じつは、FaceTimeオーディオには、「時間もおかねも気にせずに、おまえとトコトン話し合いたいぜ!」という無言のメッセージが込められているのですよね。
あたまの片隅で、お金と時間を気にしながら電話をしても、弾む会話も弾まなかったり、結局はだいじなことを言い忘れてしまったりと、いいことはありませんから。
大切な人との電話は、無料通話「FaceTimeオーディオ」で、思う存分に楽しもうぜー!
ほいじゃーねー!
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