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わたしはすごく忘れっぽい性格です。
毎週のゴミ回収日に、特大サイズのゴミ袋を玄関のまえに置き忘れていたり、返却日のDVDをカバンに入れっぱなしで、勤め先からそのまま家に帰り着いたり、そんなのがしょっちゅうです。(恥ずかしながら)
しっかりとそのときは覚えたつもりでも、別のことをやり出したり、考えたりしているとすぐに頭の中がからっぽになってしまうのですよね。
こんな感じなので、家内からは「それで(会社で)よく仕事が勤まるわねぇ」なんて、ときどき皮肉を言われたりしているのですが(苦笑)
そんな私が愛用するアプリが「Due」。
もうこれなしでは、生活できないほどに依存しております。最高峰のリマインダーです。ちょっとしたタスクはすべて、こいつにお任せしています。
「Due」が得意とするのは、大きなプロジェクト的なタスクでなく、脇役的な小さなタスク。
はやく済ませてあげないと、いつまでも気掛かりになってしまうようなタスクです。
メールの返信、DVDの返却、買い物、代わりに受けた電話の言伝、毎週のゴミ出し…数え上げればきりがありません。こういう小さなタスクは、生活のなかでわりに多いのですよね。
そういうときこそ「Due」の出番。タスクの性格を知り尽くしたDueがあなたをサポートしてくれます。
かんたんタスク登録
まずはタスク登録です。
タスク名と実行(予定)時刻を入力するだけ。
↑まずはタスク名を入力
↑つぎに実行時刻を設定(左)。登録したあとでも、スヌーズ間隔や先送りを変更できる(右)
長くて堅苦しいタスク名を付ける必要はありません。ちんたらすると、せっかくの獲物を逃してしまいます。
ひとつかふたつの単語をつなげてメモ的な書き方で登録すれば十分。こういうのは瞬発力が命です。
心配しなくても大抵の場合はアラームが聞こえてきた瞬間にアプリを起動するまでもなく、あたまの中にぱっとタスクが浮かんでくるものです。
フタツニヒトツ。どこまでも選択を迫るスヌーズ。
さあ、タスク登録を済ませれば、いよいよDueの本領発揮です。
Dueの得意ワザ(大技?)といったらやはりこれでしょう。
1分ごとのしつこいスヌーズ。なんらかのアクションを起こすまでどこまでもアラームが鳴りつづけます。
ここまでしつこいとなにか行動せざるを得ません(笑)
↑定刻になるとしつこいスヌーズで通知の嵐がやってくる。60秒ごとにアラームが鳴る
アラームを止めるには次のうち、どちらかひとつを実行しなくてはなりません。
-
すぐにタスクに着手するか。または
-
実行可能な次のチャンスまでタスクを先送りするか。このふたつにひとつです(もちろん、そこにはやらないという選択肢はありません)。
↑ちょうどタイミングよく着手できるのならば、すぐに実行すればいいし、そうでなければ先送りします。
絶好のタイミングまで先送り
「先送り」はDueのもうひとつの得意ワザです。
ほとんどのタスクは自分の都合だけでは、実行できません。タスク側にも都合があるからです。
たとえば毎週のゴミ出し。
まえの晩にゴミをひとまとめにしてひと通り準備を済ませていたとします。しかし、明朝の所定の時刻にならなければ、回収場所へ持って行くことができません。
電話やメールにしても、相手がいるわけですから、自分の都合だけではうまくいきませんよね。相手は席を外しているかもしれないし、車を運転している最中かもしれません。
自分の都合とタスク側のそれが同時に満たされる時に実行のチャンスが生まれます。
↑10分単位で先送りができる。先送りボタンは左から、10分(時計)、60分(砂時計)、24時間(カレンダー)の間隔で先送りできる。
タスクには、実行するのに最適なタイミングというものがあります。その微妙な隙間を狙うのが、Dueの十八番。狙ったタスクは逃がしません。
さいごに
だれもが日々、小さなタスクに囲まれながら生活しています。
それはちょうど舗装されるまえの道路のようなもの。あちこちに大小の石ころが転がっているデコボコ道。つまづかないようにと足下を気にしながら、歩かなければなりません。
Dueはそういう気になる石ころをひとつずつ取り除いて歩きやすくしてくれます。
さいごには、きれいな舗装をかぶせてまっすぐで平な道を造ってくれるのです。周りを気にせずに、目の前のことに集中できる環境をつくってくれます。
1分ごとのしつこいまでのスヌーズ、最適なタイミングを狙う先送り、もうDueから逃げ切れるタスクはありません。
タスクスナイパー「Due」。こいつはおすすめです。
ほいじゃーねー!!
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