iOS 7.1がアップデートしましたね。いろいろと便利な機能が追加されているようです。
フラットデザイン独特のアニメーション効果も洗練され、全体的に処理のスピードが上がっている印象。
このアップデートでiPhoneがさらに使いやすくなりました。
今回ピックアップするのは「Siri」。iOS 7.1の目玉のひとつです。男性ボイスが追加され、しゃべり方もよりスムーズになっています。
進化したSiriの注目ポイントと上手な使い方をご紹介。
ダンディーな執事風の男性ボイスが追加!
Siriに待望の男性ボイスが追加されました。
あちこちに句点が打たれたようなロボット的なしゃべりも改善され、ふつうの会話に近い感じでのやりとりができます。親近感がグッとわきますね。
声の印象をひとことで言うと「ダンディーな執事」。自然なトーンでしゃべりは流暢。それでいてクセはないけれど芯がつよく誠実さが伝わってくる感じです。
「ご主人様、なんなりと。オチョー」なんていまにも言い出してきそうなぐらいです。
一流の執事は聞き方も一流
声の認識方法が新しく追加され、Siriがさらに聞き上手になりました。
従来のやり方は、話し終わったタイミングをSiriが自動認識するという方法。しかしこれだと、実際のタイミングとSiriの解釈に微妙なズレがありました。
追加された認識方法では、そういう心配はありません。Siriが聞き取るタイミングを、こちら側(ユーザー)でコントロールできるようになりました。
- ①ホームボタンを押したまま話しかけ、
- ②話し終わったタイミングでホームボタンを離すことにより、Siriの検索がはじまる、
という方法です。
言葉を選び(考え)ながらしゃべる場合や、一回で言い切れないようなフレーズとかでも、自分のペースで時間をかけてゆっくりとしゃべることができます。
話すときにせかされる心配がなく、気軽にSiriとお話ができるようになりましたね。
Siriができることってなに?
Siriにできることは数えきれません。
↑Siriを起動して、しばらく(数秒間)だまっていると、上のようにガイドが表示される。
アプリの起動や、目的地までの地図案内、Web検索、天気予報、アラームの設定など、毎日の生活に直結することのほとんどをSiriが代わりにやってくれます。
注文するときは、硬い用語や文法をつかう必要はありません。横にいる友達にしゃべりかけるような感じでもちゃんと理解してくれます。
たとえばゲームで遊ぶ場合は、「パズドラを起動」なんて硬い感じじゃなくても「パズドラで遊びたい」と言えばきちんとわかってくれるのですね。
この他にも、「歌をうたってよ」なんてちょっと意地悪な注文にも律儀に答えてくれますよ。
↑ちょっと意地悪な質問でもちゃんとリアクションしてくれるSiri。
※Siri起動画面左下の?ボタンからもガイドを表示できます。
さいごに
ちょっと気になる調べ物から、スケジュール管理や道案内まで、文句ひとつ言わずにSiriは答えてくれます。
そういうちょっとしたことでも、代わりにやってもらえるととても助かるものですよね。
しかも、「歌をうたってよ」なんてちょっと変則的な注文にもちゃんとリアクションしてくれるなんて。
Siriには頭が下がるばかりです。
いろいろな注文をそつなくこなし、ユーモアのある立ち振る舞いで、ユーザーを飽きさせない。
執事というよりは、エンターテイナーという方が正しいのかもしれませんね。
ほいじゃーねー!!
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