【Mac】『文字入力の秘訣はショートカットキーが9割』入力の速度を2倍に。ストレスを半分に。Windowsには存在しないMacの文字入力/文章編集ショートカットキー。

Mac

タイピングショートカット

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Macには便利なショートカットキーがたくさんあります。

その中でもとくにおすすめしたいのが、「文章入力・編集」のショートカットキー。

このショートカットキーを覚えると、タイピングの速度が上がり文字入力のストレスを減少させ、文章作成の負担を軽減します。

文章執筆にすこぶる集中できるのです。

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■目次

1.Macの文字入力/文章編集ショートカットキー

2.ホームポジションの原型がほとんどずれない

3.ショートカットキーの重ね合わせでさらに便利に

4.さいごに


Macの文字入力/文章編集ショートカットキー

わたしは覚えるのが苦手なほうなのですが、それでも、便利そうなショートカットキーをみつけたら、ちょっと無理をしてでも体でおぼえます。時間対効果がおおきいからです。

書くということは読むということ。じぶんで書いた文章を読みながら書きすすめるということです。タイピングそれ自体に労力を費やしていてはもったいない。

「書く」と「読む」に意識を集中することが文章作成では大事だというわけです。

というわけで、わたしのよく使っているショートカットキーはこちら。親キーはすべて「control」です。

キー 効果 ただし文字変換中の効果はこうなる
control+a カーソルを行頭へ
control+e カーソルを行末へ
control+f カーソルをひとつ右へ
control+b カーソルをひとつ左へ
control+d カーソルの右側にある文字をひとつ消す
control+h カーソルの左側にある文字をひとつ消す
control+p カーソルを上の行へ
control+n カーソルを下の行へ 変換候補を表示
control+m 変換候補の選択確定
control+k カーソルの右側の文字を行末まで切り取る(カット) 全角カタカナに変換する
control+y 「control+k」で切り取った文字を貼り付ける
control+L 全角アルファベットに変換する
control+k 全角文字を半角に変換する
control+g 変換を取り消す

ホームポジションの原型がほとんどずれない

親キーが「control」なので、左手の小指をほんのすこし(1cmくらい)横にずらせば、キーを押すことができます。

つまりホームポジションの基本形がほとんど崩れません

いちいちキーボードを見らずにすむので目もくたびれません。打鍵のリズムも乱れないから文章作成にグッと集中できます。

大事なのは文字入力に傾注することではなく、文章作成に集中することです。

ショートカットキーの重ね合わせでさらに便利に


ショートカット

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ショートカットキーの重ねあわせで、文章作成がさらに効率的になります。小回りが効いて、文章作成の自由度がグッと上がります。

【control+a】+【control+k】 

①【control+a】でカーソルをいったん行頭に移動させ、

②【control+k】で行頭から文末まで文字列を切り取ります。

つまり一文のはじめからおわりまで1行まるっと消すことができるわけです。

文章編集(推敲とか)では、一行まるごと削除することが少なくありません。そういうときに便利に使えるショートカットです。

【control+k】+【control+y】 

①【control+k】で切り取った文字列を

②【control+y】で貼り付けることができます。

これは文の並びを編集するときに便利に使えます。

【control+n】+【control+m】

①【control+n】で変換候補リストを表示して、

②【control+m】で確定します。

【control+n】はスペースキー、【control+m】はエンターキーの役割をしてくれます。

nキーとmキーは互いにとなりあうキーですから覚えやすく、操作はカンタンです。

エンターキーを右手の小指で押しに行くと、キーの位置がすこし遠いからホームポジションが微妙に崩れてしまうのですよね。ちょっとだけ煩わしいことになります。

ショートカットを使えば、その煩わしさはいっきに解消され、素早くカンタンに文章を入力できるようになるはずです。

さいごに

タッチタイピング同様、ショートカットキーの操作も、いったん体得してしまえば一生もののテクニックです。

慣れるまでは少々ぎこちないかもしれませんが、ちょっとだけ辛抱してしっかりと自分のものにしちゃいましょう。

ショートカットキーを覚えて損することはないのですから。

ただし普段、MacとWindowsの両方をつかうという方は注意が必要です。Windowsには上に紹介したようなショートカットキーは存在しません。

Macでやるようにショートカットキーの操作をすると、Windowsでは妙な動きになることがあるのでご注意を。(※Macのcontrolキーの配置は、WindowsのCapsLockキーの位置に相当します。)

ほいじゃーねー!

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