あたまのなかに浮かんでは消えていった考えやアイディアは、残りの人生のなかでもう二度と思い出すことができないかもしれません。
ひとは気づかないうちに何やらかんや忘れていく生き物。
そう。だから消えてなくなるまえにメモをとる。
わたしは、持ち物リスト、チェックリスト、考え、アイディアなど、頭に浮かぶあらゆることをメモに書き出し、Evernoteで一元的に収集・把握しています。
なぜEvernoteなのかというと、メモというものは見返すことが前提ですよね。なので、強力な検索システムを備えたEvernoteの中にまとめておく方が、目当てのメモを探し出すときに便利がいいのです。
ということで今日はEvernoteをつかった効率のよい4つのメモの取り方をご紹介。
メモをとることについて、まず第一に要求されるものが「スピード」。
着想・想起してから文字や記号として記録をはじめるまでの速さ。
以下に紹介するEvernoteをつかった4つのメモのとり方はその「スピード」に主眼を置いてわたしが実践しているやり方です。
目次
【iPhone】通知ウィジェットからメモ
通知ウィジェットはiOS8から追加された新機能です。iPhoneとEvernoteとの連携はバツグン。
たったの2タップでウィジェットから素早Evernoteを起動して、メモをとりはじめることができます。Evernoteは
↑画面上端から下にむかってスワイプして、通知ウィジェットを引っぱり出す
↑Evernoteウィジェットの「テキスト」ボタンをタップ
↑たった2タップでメモをとりはじめることができる。Evernoteのメモツールは、カメラやマイク、チェックリストなどの装飾オプションが豊富。
通知ウィジェットの設定・編集
通知ウィジェットからEvernoteへアクセスするためにはちょっとした設定が必要です。次の要領で設定できます。とても簡単。
↑通知ウィジェットをいちばん下までスクロールして、「編集」ボタンをタップ
↑追加・削除・並び替えをお好みで
【iPhone】FastEverからメモ
素早くメモをとってEvernoteへ放り込むことだけに特化したiPhoneアプリ。
私のもっとも使用頻度の高いメモの取り方です。
とにかくアプリの起動が速く、操作もシンプル。余計な機能が一切ない。
起動して、メモして、送るだけです。
↑タイムスタンプやチェックボックスも挿入できる
参考リンク【過去記事】↓
【iPhone】【Evernote】「FastEver」であなたの記憶とアイディアを素早くEvernoteへ。〜私の流儀の使い方「5つのルール」〜 | [Σ]ログのわ○=Σ
手書きメモ+FastEverSnap
どんなに優秀なデジタルツールでも「手書きメモ」の初動の速さにはかなわないのではないでしょうか。
そんな「手書きメモ」ととても相性のいいアプリが「FastEverSnap」。
アプリを起動してシャッターボタンを1タップでメモ紙をEvernoteへ放り込めます。
この方法であれば、とりあえず手書きメモをとっておいて、時間の空いているときに、まとめてEvernoteへ送信することもできます。
参考リンク【過去記事】↓
【Evernote】写真でパシャリ!!メモや書類を『1タップ』でEvernoteにらくらく保存!第2の網膜『FastEverSnap』が便利すぎる! | [Σ]ログのわ○=Σ
【Mac】Evernoteヘルパーからメモ
Macのまえにすわっているときには、Evernoteヘルパーをつかってメモをとるのがベスト。
Macの中でどんな作業をしていてもショートカットキー(デフォルトの設定では⌘+control+N)でEvernoteを起動して、メモをさっととりはじめることができます。
スクリーンショットを撮って添付したり、各種ファイルもドラッグ&ドロップで簡単に添付することができますよ。
いつでもEvernoteヘルパーを起動できるようにEvernoteの環境設定画面から次のように設定します。
↑Evernoteを起動して「Evernote」→「環境設定」→「全般」の画面を開きEvernoteヘルパーに関する項目にチェックを入れる
まとめ
すぐにメモをとりはじめることのできる環境を整えておくことは、とても大事なことです。
そういう環境がきちんと整っていればメモをとることが億劫になったりもしません。考えやアイディアのとりこぼしが格段にすくなくなるはずです。
あなたの頭のなかで生まれた考えやアイディアを大切にしましょう。
それはあなたの大事な財産なのだから。
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