iOS版の「Google Chrome」がアップデートされ、音声入力が可能になりましたよ。
使い勝手は「素晴らしい」の一言。まったくストレスなく、音声入力でのWeb検索が楽しめます。
Chromeは「よい聞き手」のお手本なのです。
耳の勘が鋭い
Google独自の音声認識システムを採用しているらしいのですが、認識率がとにかく高いです。
単語を解析しているというよりは、むしろ文脈を理解しているというレベル。
空港のフラップボードのようにパタパタと、テキストが変化していくのがおもしろいですね。
もちろん音声解析のスピードもすこぶる速いですよ。
声を発した瞬間から、リアルタイムで解析がはじまるので、言い終わるのとほとんど同時に音声解析も完了します。
しゃべりたい時に、すぐに登場
検索ボックスをタップすると、キーパッドのすぐ上に音声入力ボタンが現れます(写真 左)。
画面の中にあるすべてのボタンの中で、もっとも大きなボタンが印象的ですね。
片手でiPhoneを軽く握ったときのちょうど親指の真下ほどにボタンは配置されています。
検索結果ページのいちばん下には、音声入力ボタンが常駐してますので、ボタンを押せばいつでも脈打つマイクロフォンを呼び出せますよ(写真 右)。
下にスクロールするとボタンは隠れ、上にスクロールすると再びニョキっとボタンが現れる仕様です。
この「ユーザー思考」的なデザインがなんともたまらないですねえ。
最後までしっかり聞く姿勢
耳を澄ませば心音が聞こえてきそうな、脈打つマイクロフォンのインターフェース。
まるでこちらが話し始めるのを静かにまっているかのようです。
喋りはじめると言葉の強弱とテンポを読み取り、しかるべきタイミングで相づちをうっているかのようにマイクロフォンが正確に反応します。
これはもうトップクラスの聞き手にしかできない技ですね。
音声がリアルタイムで解析されるので、声がテキストに姿を変えていく過程の一部始終を楽しめます。
おわりに
Chromeの音声入力は使っていて、ぜんぜんあきませんね。
まったくストレスなく楽しめます。インターフェイスも面白い。これはもう「よい聞き手」のお手本といっても過言ではないでしょう。
1回使ったら、きっと病みつきになりますよ。Chromeの前で喋らずにはいられなくなるはずですw
さいごにちょっとだけ、おまけ。画面上のもっとも大きなボタンと、もっとも小さなボタンはともに音声入力ボタンです。あなただったら、どちらのボタンを押したくなりますか?
ほんとデザインって大事ですよね。
面白いですね。
ほいじゃっ!
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